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文学YouTuber ムー HP連動プロジェクト#1

ダンテ・アリギエーリ / Dante Alighieri

1265 - 1321

  • ・イタリア文学最大の詩人、ルネサンス文化の先駆者と評される
  • ・35歳の頃(1300年頃)に執筆開始されたと思われる代表作『神曲 (La Divina Commedia)』は、史上最高の文学作品の1つと見做され、現在では世界中で研究対象となっている。カトリックのキリスト教に基づいた『聖書』の世界観の中に、古代ローマやギリシャ古典の神話をはじめ、神学、天文学、哲学、科学、史学など、当時の知識智性を総動員して混ぜ合わせ、3という数字を基調とした韻律で統一感を持たせた言葉の羅列を、美しい詩の形でまとめ上げた。トスカーナ方言をイタリア語として定着させるプロセスに大きく貢献した
フランソワ・ラブレー / François Rabelais

1483 - 1553

  • ・フランス・ルネサンスを代表する作家、医師
  • ・著作『パンタグリュエル』『ガルガンチュア』
ミゲル・デ・セルバンテス / Miguel de Cervantes

1547 - 1616

  • ・世界文学の頂点「ドン・キホーテ」を生み出した
ウィリアム・シェイクスピア / William Shakespeare

1564 - 1616

  • ・英ルネサンス演劇を代表する劇作家、詩人
  • ・別人説が出るほど本人に関する資料が少ない
  • ・本人作の「正典」に対して、別人作と見做されたものは「外典」と呼ばれる
  • ・死後まとめられたFirst Folioは数少ない信頼できる資料とされる
  • ・2002年、BBC「最も偉大な英国人」世論調査で第5位
ローレンス・スターン / Laurence Sterne

1713 - 1768

  • ・文学史に孤高の位置を占める名作「トリストラム・シャンディ」の作者として名高い
マルキ・ド・サド / Marquis de Sade

1740 - 1814

  • ・フランスの貴族
  • ・1768年「アルクイユ事件」、1772年「マルセイユ事件」を経て投獄と脱走を繰り返す。
  • ・1789年7月2日、投獄されていたバスチーユの窓からメガホンで市民に決起を呼びかけ、フランス革命のきっかけの1つを作る
  • ・牢獄中、1787年頃から獄中にて数々の作品を生み出すが、過激な内容のため、しばらく発禁書扱いであった。
  • ・1909年、アポリネールが『美徳の不幸』を刊行したことを機にようやく本格的に読まれるようになる
  • ・世界文学における最も偉大な学者の1人と見做される
オノレ・ド・バルザック / Honoré de Balzac

1799 - 1850

  • ・文学史上最大の天才
  • ・19世紀の写実主義(Realism)文学の創始者とされる
  • ・人物再登場法を発明して自身の作品群に適用、複数の短長編からなる小説群『人間喜劇』を構想し、89作品を残すもシリーズ完結前に亡くなる
  • ・アカデミー・フランセーズへの立候補を続けるが選出されることはなかった
チャールズ・ディケンズ / Charles Dickens

1812 - 1870

  • ・19世紀の英国を代表する国民的作家
  • ・読者の記憶に残る特徴的な登場人物たちを数多く生み出した
  • ・2002年、BBC「最も偉大な英国人」世論調査で第41位
エミリー・ブロンテ / Emily Brontë

1818 - 1848

  • ・唯一の長編小説『嵐が丘』を出版、翌年に30歳の若さで亡くなる
フョードル・ドストエフスキー / Fyodor Dostoevsky

1821 - 1881

  • ・19世紀後半のロシアを代表する作家
  • ・その著作は「現代の預言書」とも言われ、特に、『地下室の手記』とその後に続く5つの長編『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』は彼の代表作とされている
ルイス・キャロル / Lewis Carroll

1832 - 1898

  • ・イギリスの数学者、論理学者、写真家、作家、詩人
  • ・『ふしぎの国のアリス』の作者として著名
コナン・ドイル / Conan Doyle

1859 - 1930

  • ・イギリスの作家、医師
  • ・『シャーロック・ホームズ』シリーズの著者として有名
エミール・ゾラ / Émile Zola

1842 - 1902

  • ・バルザック『人間喜劇』と人物再登場法から影響を受けた、全20作から成るシリーズ『ルーゴン・マッカール叢書』を20年以上かけて完成させた
  • ・自然主義文学を定義し、あらゆる美化を否定. 『ルーゴン・マッカール叢書』は文学によるその実践であり、人間の行動を遺伝/環境から科学的/客観的に把握しようとする試みであった
  • ・アカデミー・フランセーズへの立候補を続けるが選出されことはなかった. また、1901年に第1回ノーベル文学賞の筆頭候補に挙がるも、自然主義であることが当時の選考基準にひっかかり落選、翌年に亡くなる
マルセル・プルースト / Marcel Proust

1871 - 1922

  • ・20世紀のフランスを代表する作家
  • ・唯一の長編小説である『失われた時を求めて』は全7巻、フランス語の原文にして3000ページにも及ぶ長大作. 第5巻の整理中にプルーストは亡くなってしまうが、弟ロベール、批評家ジャック・リヴィエールらが遺稿を整理して刊行を引継ぐ形で完結させた
  • ・登場人物の心理を、「神の声」的な作者が俯瞰的な視点から描写するのではなく、主人公の主観が描写する、という形をとっている
夏目漱石 / Natsume Sōseki

1867 - 1916

  • ・慶応3年生まれ、明治末期から大正初期にかけて活躍した日本の文豪
  • ・日本に『トリストラム・シャンディ』を紹介した文章では「無始無終なり、尾か頭か心元なきナマコの如し」と評している
谷崎潤一郎 / Tanizaki Jun'ichirō

1886 - 1965

  • ・明治、大正、大戦を挟んで、戦後から昭和中期までを駆け抜けた日本を代表する文豪。国内外で高い評価を得た
  • ・明治19年は東京の日本橋に生まれ、大学在学中の明治43年に第2次『新思潮』を創刊し、小説『刺青』を発表
  • ・通俗性と芸術性との境を縦横無尽に行き来する作風に加え、漢語や大和言葉、俗語から方言までを使い分ける文体は生涯に渡って変化し続けた。
  • ・代表作は『痴人の愛』『卍』『蓼喰ふ虫』『春琴抄』、評論の『文章読本』『陰翳禮讚』、晩年の『過酸化マンガン水の夢』『鍵』『瘋癲老人日記』と多岐にわたる
  • ・1960年および1964年ノーベル文学賞最終候補
  • ・1964年、日本人で初めて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選出
ウィリアム・フォークナー / William Faulkner

1897 - 1962

  • ・20世紀のアメリカを代表する作家
  • ・1929年、代表作『響きと怒り』を完成させる. その第1部は、知的障害を持った人物の視点から、没落の過程にあった南部の特権階級の生活が描かれていく
  • ・バルザック『人間喜劇』と人物再登場法から影響を受け、架空の土地「ヨクナパトーファ」を創造、この土地を舞台とする作品群を次々に生み出していった
  • ・代表作はヨクナパトーファ・サーガに含まれる作品として『サートリス』『響きと怒り』『死の床に横たわりて』『八月の光』『アブサロム、アブサロム!』、他
  • ・1946年、編集者マルカム・カウリーによってに編まれた選集『ポータブル・フォークナー』によって、それまでほぼ無名であったフォークナーの名が全国区に、直後のノーベル文学賞受賞につながる
  • ・1949年度ノーベル文学賞受賞
ガブリエル・ガルシア=マルケス / Gabriel García Márquez

1927 - 2014

  • ・コロンビアを代表する作家
  • ・1967年、代表作『百年の孤独』を発表して世界的に名が知られるようになる
  • ・架空の都市「マコンド」を舞台に、神話や伝承、非合理的な出来事を現実と織り交ぜた「マジックリアリズム(魔術的リアリズム)」の手法で生み出した作品が、1960年代のラテン・アメリカ文学ブームと相まって世界の文学に大きな影響を与えた
  • ・1982年、ノーベル文学賞受賞
  • ・2002年、『百年の孤独』『コレラの時代の愛』の2作がノルウェイ・ブッククラブ「世界傑作文学100」に選出
三島由紀夫 / Mishima Yukio

1925 - 1970

  • ・徳川家康の子孫であり、戦後日本文学を代表する作家
  • ・日本古来の精神を重視し、装飾過剰とも豪華絢爛とも言われる修飾語を駆使した文体と、硬質なまでに削ぎ落とされた無駄のない文体とを論理的に整合性の取れた形で使い分ける、唯一無二のスタイルを築き上げた
  • ・1963年ノーベル文学賞最終候補
  • ・1970年11月25日、憲法改正を訴えるため、自衛隊市ヶ谷駐屯地を訪れ総監を監禁。バルコニーで自衛隊員にクーデターを促す演説をした後、割腹自殺を遂げた。
大江健三郎 / Ōe Kenzaburō

1935 - 2023

  • ・現代日本文学の頂点に立つ作家
  • ・昭和中期から現代まで第一線で活躍。その著作は発表される度に「現代文学の最先端に位置する」と評価された。
  • ・外国語をぎこちなく邦訳したような不自然な言い回しをあえて取り入れるなど、日本語ならではの文体を発明
  • ・知的な障害をもつ長男との共生や故郷の四国の森の谷間の村の歴史や伝承などの主題、同じ事柄を少しずつ角度を変えながら何度も何度も描写を繰り返す「ズレを伴う反復」の手法など、独自の世界観を作り上げた
  • ・1994年ノーベル文学賞受賞