★ 文学YouTuber ( 文学ユーチューバー )の 歴史

※このページに記載した内容は、特定の人物を誹謗中傷する目的は一切なく、あくまで「事実の列挙」となっていることをご確認ご認識の上、お読みください。

沿革
2017年 夏 ムーが「文学を考察するユーチューバー」として活動を開始するにあたり、自身の活動名のひとつに「文学YouTuber」を考案する
2017年 9月30日 ムーが文学YouTuberとして史上初の動画「文学って何?」を配信
「文学とは何なのか、一言で説明できないことに気づいてしまった。その ”説明できないこと” 自体をこのチャンネルのコンセプトにしたい」と発言
2017年 12月19日 「ベルリンの壁」というYouTubeチャンネルを運営していた動画配信者のベル氏が、この日に配信した動画で突如「文学YouTuber」と名乗り、以降、2022年現在に至るまで自身の活動名としている。
翌2018年以降、ベル氏は大型書店とのタイアップ企画や、新聞、テレビ、ネット記事などのメディアに取り上げられるようになり、知名度が上昇。 この時期の自身のチャンネルの生配信では「文学YouTuberという名前でもっと有名になりたい」とも発言している。
ベル氏の知名度上昇と共に、文学YouTuberという言葉は「書評するユーチューバー」を意味するひとつのジャンル名として世間に認識されるようになっていく。
2018年 2月20日 ムーの文学マップが完成。歴代の文学作品を100冊に絞り込み、その一つ一つを動画に落とし込むことで、文学という概念の輪郭を徐々に浮かび上がらせる、という壮大なプロジェクト。
ダンテ『神曲』を始め、バルザック『ゴリオ爺さん』、プルースト『失われた時を求めて』、ドス・パソス『USA三部作』、フォークナー 『アブサロム、アブサロム』、ガルシア=マルケス『百年の孤独』といった作品について語る動画が次々に配信されていった。
2018年 4月11日 ベル氏が「文学YouTuber名乗ってるけど、 ”文学”の意味がわからないから調べて教えます!」という動画を配信。この動画の切り口は、ムーのチャンネルのコンセプト「文学という概念自体を考察する」と丸々被っている。
つまり、ムーは最初から「文学を語るユーチューバー」という方向性のもと、文学YouTuberという活動名を決めた上でチャンネルを開始したのに対して、ベル氏の方は文学YouTuberという活動名にしたこと自体が後付けのため、このような動画を後から配信して弁明する必要が出てきたことを物語っている。
また、このベル氏の動画のサムネイルには「文学って何?」と表記されているが、これも上記のムーのチャンネルの1番最初の動画、つまり、史上初の文学YouTuberの動画のサムネイル内容と被っている。
2018年 10月12日以降 カジサックの成功以降、ユーチューバーが増加。それに伴い、いわゆる「後追い文学YouTuber」も増加していく